<今日の表紙>昨日のきれいな夕日
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日曜日が終わると月曜日がやって来ます。

今朝は、その月曜日の朝ですが、新聞の休刊日。外は雪の華が舞っています。

テレビでは、PGAツアーのフェニックスオープンの最終日が放映されていました。DSC07567
47歳のレフティーフィル・ミケルソンも頑張っていました。4週連続でプレーオフで決着です。

僕は、最近はめっきり回数が減りましたが、ゴルフは大好きなスポーツです。腕はヘボですがね。

今年の最初は3月18日です。

最近は、スポーツと言えばバドミントン主体にブログをアップしていますので、いつしかゴルフに関するブログが激減しています。

そこで、最近再読した「地球ゴルフ倶楽部」夏坂健著の中から、僕の目からうろこが落ちたお話しをお届けすることにしました。012


サブタイトルは「名人のアキレス腱」です。

軽妙な出だしで始まります。
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夜更け、ナポレオンはベッドで爪を噛み、闇を異常に恐れた西太后は100本のローソクで厠を照らしたそうだ。また、イワン雷帝は子供の鳴らした花火に飛び上がり、地震が来るや否や、パットン将軍は誰よりも早く机にしたに潜り込んだという。英雄と豪傑の肝は据わって当然と思うのは大間違い。人間の奥底にひそむ脆さをエジプトでは「シーザーの貧乏ゆすり」といって揶揄するらしい。なんと絶妙な。
歴史に残るゴルフの名人を外から眺めた限りでも、心技体、すべからく充実して非の打ちどころがないように思える。ところが、等身大に近づいてみると、なにせひと掃きの狂気が宿るゲームに人生をささげただけあって、人に言えない苦労の連続、精神的にも修羅の日々を余儀なくされるらしい。
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ここから、ツアー84勝のサム・スニードが1939年、プロに転向して3年目の全米オープン最終日の最終ホールでボギーで上がっても優勝という時に大たたきして優勝を逃してから全米オープンだけは勝てなくなりました。手が届きそうになると、きまって信じられないミスが飛び出すのだ。これはアマチュアが、あと1ホール、あと1打の瀬戸際で待望のスコアに及ばない姿と酷似した話でもある。
サム・スニードがおしえを乞いに行った人が、ショートメイクでは、1世紀に独り出るかどうかの天才と言われたフレッド・マクレオドです。
これからは、フレッド・マクレオドが、サム・スニードに教えたことを書きます。
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「欲と不安を道連れに、次こそはと希望を紡いで歩く儚い野外劇、それがゴルフというシロモノさ。これまでの人生、うまくいけばしめたもの、そう思いながらわしは球を打ってきた。最初から期待を寄せないこと、しっかりボールを見て打つこと、この2か条だけを肝に銘じてな。何事であれ、あまり期待しては駄目だ。失望は期待から始まるという真理に気がつくべきだろうよ」
「どうやらスニード君の頭の中に”疑ぐり虫”が棲みついたようだ。こいつは厄介だぞ。たいていのゴルファーは、この虫に脳みそを食い荒らされてピタリと進歩が止まってしまうものだ」
「バーディーを狙いにいって失敗したとする。結果はパーでも、その時の気分は敗者のように打ちひしがれるだろう。反対に、パーでもいいからスコアを守ろうとする。守りは心も体も委縮させる保守的な思想に他ならない。少なくとも守る姿勢にチャンスは絶対廻ってこないと断言できる。実は、ゴルフのむずかしさはこの矛盾にある。攻める気分でも駄目、守る気分でも駄目、どうすりゃいいのか途方に暮れるのがゴルファーの真の姿というわけさ」

「どうしたら解決できますか?」

「球を打つのさ、それも、思いっきり強く」

「というと?」

「いかな名人でも練習しないショットが存在するのをご存知かな。それは無茶振りよ。プレッシャーを受けて、頭の中が真っ白になるほどの緊張の状況下、力を抜いて、ゆっくり振れなんてたわ言が通用すると思うかね。ゴルフはそれほど甘いものじゃない。人間は日ごろの何倍もの力を込めてボールを叩きにいくのが当たり前。ところがそんな打ち方は”してはいけない”と教えられるのが普通だ。つまり、これまで未経験のショットを、それも重大な場面で実行するから100%失敗する。もし本当に強くなりたかったら、パニック状態での無茶振りに馴れて、とりあえずのコントロールを身に着けることだ」

「考えただけでも、難しい気がします」

「無茶振りで8割目的が達せられたら、君は出場する全部の試合に勝てるだろうよ。理想的なスウィングとは別に、勝つための実戦的スウィングがあることを知って、ようやくゴルファーも一人前だ。やがて、二つの異なったスウィングが融合してゴルフは完成の段階を迎える。わかったかね?」
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僕のようなヘボゴルファーには、緊張したら、「球を思いっきり強く打つ」という結論となりました。ということは、3月18日の久しぶりのゴルフでは、最初のティーショットは緊張しますので、無茶振りで臨みます。

  無茶振りが得意なショットと言いたいねヘボゴルファーでも一打が大事

サム・スニードは、それでも全米オープンに勝つことはできませんでした。

無茶振りが出来なかったせい(?)で、フェニックスオープンのプレーオフで勝てなかったチェズ・リービーでお別れします。DSC07568
後ろの黒い鳥が気になります。

今日の曲は、ケツメイシ 東京