<今日の表紙>今日の主役の亀と桜
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今朝は、きれいな日の出が見れました。010
これから下り坂のお天気でお昼前には小雨がぱらぱら。

洗濯、掃除をして8時前から、桜が見ごろの地蔵川へウォーキングへ。034


あれ!亀もお花見をしてる。056


昨日のブログで、伊集院静が、山手線に乗って2周ぐらい回って人間を観察してみて、物語が一つも浮かばないようなら、小説家になるのは諦めなさいと言っていました。

亀のお花見は見たことがありませんでしたのでじっくり観察しました。それにしても動きません。036
絵になりますね。

では、拙い物語の始まりです。
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地蔵川の桜並木は、およそ50年前に地元の青年団の人達によって植樹されました。

今では、毎年見事な花を咲かせて桜の名所としてお花見の頃は多くの人でにぎわっています。033


そして、今では地蔵川に住んでいる生き物たちもこの時期が待ち遠しくてたまりません。

桜は桜で、多くの人たちに毎年、立派な花をみせようと頑張ってきました。

地蔵川の名前の由来は定かではありませんが、この川は大雨が降ると荒れ狂うので、お地蔵さんにお願いして鎮めてもらうようにしようとつけられたようです。

桜並木も多くの人に怖がられていた川を親しみが出来るようにとの願いを込めて植えられました。

そうすると、川には鳥たちも集まり、鯉も棲むようになりました。049


そして今年は、何と亀さんもやって来ました。041


亀さんが桜の木に尋ねました。「どうして君はそんなにきれいな花を咲かせているんだ?」056


桜の木は答えました。「それはね、お地蔵様からお願いされたんだよ。花を一斉に咲かせて自然の神様に見てもらいなさい。こんなにきれいな花の咲いている川には水害などを起こさないでねと。」

「アッ!やさしいお日様もお花見してる。」と亀さんが気付きました。093


もうすぐ、花びらが散って地蔵川の川面を埋め尽くします。そして花びらは川の中の生き物の食糧になり、葉っぱや、その葉っぱを食べる昆虫などが鳥たちの食糧になります。

亀さんは、桜の木が話すことを静かに聴きながら思いました。

僕は何と幸せな所へ来ているんだ。僕は一生君を離さないぞ。いいだろ?---どこかで聞いたことがあるフレーズですが。

桜の木がいい気持ちになっている亀さんにやさしくささやきました。「亀さん、お魚さんや鳥さんと仲良くしてね。そして自分より小さい生き物をいじめないでね。」

亀さんは桜の木に約束しました。「ありがとう!僕も君のように周りの仲間の役に立つことを探すよ。また来年きれいな花をみせてね。」

子どもたちもお父さんとお母さんに連れられてやって来ました。044
「ワアーきれい!」笑顔がはじけてお花見の季節の幕が開きました。
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拙い物語でしたが、亀がいる。桜が咲いている。きれいだな!よりも面白いでしょう。

  満開の 桜と亀の 物語 日本の春 地蔵川より

桜と亀の物語を楽しく聞いていた観客の菜の花のショットでお別れです。045


今日の曲は、ATSUSHI&AI Story