<今日の表紙>最近始まった孫の健剛の得意なドヤ顔
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いつもの月より2、3日短い2月が今日で終わります。

皆さんはどんな2月だったですか?

昨年の僕の2月28日のブログを見るとこんな短歌で終わっていました。

  極寒と 常夏の地を 旅行して 五輪が駆けた 如月の尽

昨年の2月は、ソチオリンピックで世界中が興奮したんですね。それに比べて今年はちょと地味でしたかね。

個人的には、社員旅行で長崎、ハウステンボスに行って楽しかったです。130
そして、僕の息子がアフリカのケニアやルワンダに行ってLINEで現地のことを連絡してくれてうれしかったです。偶然ですが、今読んでいる「風に立つライオン」さだまさし著はケニアが舞台の小説です。これも嬉しいですね。

そんな2月でしたが、今朝の朝日新聞の天声人語の2月の言葉から、016


日中関係は複雑ながら、民間は密接な関係を保っている。カフカ賞の中国人作家イエンリエンコーさんが「あなた方は政治をする、私たちは経済や文化で交流する、と分けて考えている。中国人はだんだん成熟してきています」。春節休暇には多くの中国人観光客が日本を楽しんだ。

シリアから来た女子留学生タルクさん(32)。「シリアでは死はもう日常。紛争やテロのある世界と「日常」との間には薄い壁しかない。でも、そのもろさは崩れるまでわからない」。

会社を辞めて書き続けてきた山梨県のしいなさいち(本名・野沢一彦)さん(60)の作品が、第26回新美南吉童話賞の最優秀賞に。どんな作家を目指しますかと聞くと、「筆名の「しいなさいち」を逆から読んでください」。ほんのり人柄がしのばれる。

2月も何冊かの本を読みました。その中で、古本コーナーで目に留まって100円で買った「ラストマネー(生命保険査定人)」瀧田力著の中から印象に残った言葉をご紹介して2月のラストとします。014
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話を聞き終えた時、神部が感慨深そうに呟く。「保険金を残さなかったことが、愛、か・・・・・」
羽柴が思いだしたように、向島に言う。「そういえば、一ヶ月くらい前に、14歳で多額の保険金を手にした子に再会したって言ってたよな?」
幸太郎のことだ。
田中が残念そうな声を出す。
「彼は、働きもせず、ブラブラしている感じだったんですよね?」
向島は幸太郎の姿を思いだしながら、「ああ」と呟く。
残された保険金で自分の道を見失った人間と、保険金が残されなかったことで、自分の道を見つめ直した人間がいる。
どちらも、保険金を残そうとした人間の思いは同じはずだ。
しかし、その思いは、受け止める側の気持ちで、いかようにも変わるものなのだ。
「亡くなった人の愛を受けとめることができるのか、それは生きている人にかかっている」
向島の言葉に、羽柴も神部も田中も大きく頷いた。
「そうだな」羽柴がグループ全員を見ながら言う。「死んだ後に残す金も大切だが、それ以上に大切なのは、生きているうちに何ができるかってことだな」・・・・・・・・・
もし自分が死んでしまっても、大切な人が強く生きていけるだけの言葉を伝えておくことのほうが金を残すことより大事かもしれない。


ーーー人は金に執着する。

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様々な物語の誕生の裏に「金」があります。

だから、この世は面白い!

  生き方を 教えてくれる ラストマネー 生きているうち 何ができるか

如月最後の日の出でお別れです。010

明日から僕が生まれた弥生3月がスタートします。

今日の曲は、川嶋あい 旅立ちの日に・・・