<今日の表紙>昨日の新幹線から眺めた富士山
005

富士川の鉄橋からのショットですが、富士山が空に浮いているようです。そして、こちらはなにか神秘的な雰囲気がする雲の下の富士山です。006


昨日は、東京の「ホテルベルクラシック東京」で毎年恒例の全日本冠婚葬祭互助協会の賀詞交歓会と新春講演会に参加してきました。

最初に、新春講演会です。

講師は、第一生命経済研究所主席研究員の小谷みどり氏 演題は「つばがりを考える~社会や家族のゆくえ」です。018


小谷みどりさんは昨日が誕生日ということです。014
死生学や葬送問題、生活設計論などの研究をされています。

暗い話が専門ですので悪しからずという事でした。

余命を知っても価値観は変わりません。いい人だったのが突然わがままになることは女性にたまにありますが。

終末病棟にもよく行っていますが、男性の方は咽頭がんには注意してください。声が出せませんので、奥様がこれまでの我慢していたことをあからさまにしてののしることも珍しくありません。

支え合う家族は意外と少ないですよ。

この20年で世の中はすごく変わりました。

生涯未婚率の男性が増えてきて、今では20%にもなります。022
その中で、75歳以上の男性は半分以上が生活保護を受けているのが現状です。これは、孤独死や無縁墓が増えている原因です。

男性の寿命がこの20年ですごく延びてきていまでは80歳まで長生きする人が多くなっています。従って、奥様が先に天国へ行くことも珍しくありません。

65歳以上の1人世帯の男性は、2週間の内、一度も他人としゃべらない人が16%もいます。028


そういう人は、世間とのつながりも気にしなくなり、家の片づけをしなくなります。ということは、洗濯物もたたまなくなり、風呂にも頻繁に入らなくなり、汚くなっても気にならなくなります。

(この部分には、さすがに、僕もなるほどなるほどと感じました。僕は風呂には毎日入っていますけれど、洗濯物の片づけはそうきれいな方ではありません。)

日本人は、ぽっくり死にたい人が多いですが、030
欧米はじっくり型が多いです。

ぽっくり死にたい人でも、今日死ぬのは困るという人が圧倒的に多いです。

日本人は、ガンで苦しんで死ぬのが嫌だということですが、意外に日本人は苦しいことが好きな民族です。

というのは、鎮痛剤の使用量は、欧米のたった1割か2割です。無痛にすると病気を忘れそうでかえって不安になり、ちょっとの痛みなら我慢しますという人が多い。
出産でも、欧米は無痛分娩が一般的ですが、日本はなぜか自然分娩のほうがいいとされています。

介護の世界では、男性も女性も女性のヘルパーさんに介護されたいということで、男性のヘルパーさんは人気が薄いです。

60歳以上の独身になった男性に再婚したいと多くのひとが思うのもそういう願望があってのことが多いです。

最後にお葬式のことですが、直葬が多くなっているのは、自分の葬式のために周りの人達を煩わせたくないという本人の意向が反映しているからです。032
終活が盛んになるほどお葬式がなくなる気がします。

しかし、生活の中で迷惑の掛け合いをしないと絆は生まれません。

現代のお葬式は、親戚の人達や、お友達が集う同窓会的な役目も担っています。これはすごく大事な事です。

このままですと、人と人のつながりが無くなっていってしまいます。

お葬式を今も大切な共同体の行事という地域があります。インドネシアのバリ島です。
バリ島のお葬式は、亡くなってから、お金が工面できてからします。死後半年~5年の間にします。034
最近では、集団でお葬式をする日を決めて観光にもなっています。
行って見るのもお勧めです。

すごく珍しい話題をお話していただきましたので、90分があっという間でした。

  日本の 家族のゆくえ 聞かされて 僕の現実 よく見えました

10分後に場所を変えて、新年賀詞交換会が大勢の参加で齋藤全互協会長のご挨拶で始まりました。039


自民党、民主党、維新の党の代議士のご挨拶の後、鏡開きです。045
046


そして、乾杯の後、和やかに歓談が始まりました。050


僕が尊敬しているカリスマブロガーの(株)サンレーの佐久間社長と2ショットです。052
佐久間庸和の天下布礼日記」でも紹介されています。

講演の講師 小谷みどり氏と2ショットです。051
今朝の8時からのTBS「いっぷく」のコメンテーターで出演していますと情報をいただきました。

では、今朝の「いっぷく」の1場面でお別れします。093
一番下の枠です。それにしてもみどりさん大活躍ですね。

今日の曲は、玉置浩二 夏の終わりのハーモニー