<今日の表紙>昨夜のお月様です。周りに薄い雲が出ています。
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(デジカメで撮影)
ケータイで撮ると、お月様かどうかわかりませんがきれいです。002


満月や三日月でもない昨夜のお月様もいろいろな表情を見せてくれて楽しいですね。

松山への出張中前の日に半分ほど、出張中に最後までさらっと読むことが出来ました。

やっぱり面白い本は、夢中で読んでしまいますね。急いで読まなくても本はなくなるわけではないのにね。

そうなんです。生存確率(バイタルサインあり) 久間十義著 はそんなに僕にとって魅力的な本でした。002


今や、多くの人の心臓疾患に貢献している、心臓カテーテル術を中心にドラマは進行していきます。

主人公は、麻酔科の医師からアメリカで転身して心臓カテーテル術の先端医療をマスターした女医の鶴見耀子。005
彼女を中心に、大学の医学部の権力闘争、医療ミス、恋愛、シングルマザー、アメリカ留学、最先端医療の心臓カテーテル術、ITバブル、・・・などの多種多様な要素が絡み合って進んでいきます。

あらためて、小説家という職業はすごい仕事だと思います。特に作者の久間十義には感心します。004
そこには、ち密な取材活動が隠されています。

彼は、1953年生まれで、僕より2歳ほど若いですが、自分の出身地の北海道のことや、生きてきた時代の事も小説の中に取り入れて感心します。

医療小説は、人の命がかかわってきますので、やっぱり緊迫感がありますね。いろんな困難を乗り越えて、主人公は、自分の生きる道を発見するのですが、この小説はやっぱり女性は強い、強く生きれるという人生を応援する小説ですね。

    小説に いのちの重さ 感じさせ 読者引き込む 久間十義

何気なく、次に読む本は何にしようかな?と思って本屋さんに足を運んで目に着いた本ですが、すごく感動しました。(涙も少し出ますよ)

では、最後に亡くなった耀子のお爺さんが耀子の前に出てきていった言葉を紹介して終わります。

「だって、わたしは譲(耀子の一人息子)に何もしてあげられないのよ」
いいや、だって、じゃないぞ、と祖父は言った。人にできることは限られたことだよ。人生はとても限られていて、それを人は時に愉しみ(たのしみ)、ときに苦しみながら、しかし矜持(きょうじ)を胸に生き抜くものなのだ。お前のように、あらゆることに責任を感じるのは思いあがりだ。

矜持とは、自分の能力を優れたものとして誇る気持ち。自負。プライドのことです。

やっぱり、読書の秋かな。本はいいですね!

      今日の曲は、さだまさし いのちの理由