<今日の表紙>  世界陸上女子マラソンで5位になった赤羽選手
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僕は、ジョギングをしているので見る競技というなかでマラソンはけっこう好きな競技です。

今日は、朝9時から韓国の大邱で女子マラソンがスタートしました。

残念ながら、日本の選手では、表紙の赤羽選手の5位が最高でした。
しかし、後半の赤羽選手の頑張りは、僕に感動を与えてくれました。

解説の増田明美さんが、終わってから言っていました。
外国の選手、特にアフリカ勢のレベルがこの2年で相当アップしています。
暗に、この対策をしっかりしないと今回みたいな結果がロンドンオリンピックでも考えられると
言っています。

ケニア勢の30キロすぎのスパートを想定外ととらえては勝てません。
体格的に劣る日本人は、レースを自分でコントロールできる主体性が一番重要だと思います。

近い将来、女子マラソンの世界も短距離と同じように、黒人の天下になるような気がします。
日本は、選手とスタッフでレースに勝つためのストーリーを作りそれを実行できる環境づくりを
急がなければ、日本人は、今後、高橋尚子や野口みずきが与えてくれた感動は味わえないと思います。

今日の、本題の「成功は一日で捨て去れ」の話ですが、
8月16日のブログで1勝9敗 柳井正 を書きました。
その本の続編です。016
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2002年にユニクロの運営会社ファーストリテイリングの社長を退いて、
2005年に社長に復帰しました。

安定志向が会社を滅ぼすと言っています。
安定志向になるという危機感から社長に復帰したということです。

ということは、会社が大きくなって、代が変わると、ユニクロでも安定志向になりやすいと
いうことだと思います。

世界で闘うユニクロというテーマでこの本を書いているような気がします。

そのなかで印象的だったのは、先入観が商売の邪魔をするという項目でした。

アメリカに出展する前に考えていたのは、アメリカ人のニーズがあって、サイズや色の好み、
ファッションの好みも違う。だからそれに合わせて商品を企画しなくてはならない、ということだった。
結果は、常に売れずに失敗だった。先入観が邪魔をして、本質が見えなくなってしまった例だ。

日本でもアメリカでも共通してユニクロが勝っている点を徹底的にアピールして、それが評価される
ことで商品を買ってもらえる店にする。

一番始末に負えないのは、最初から自分の考え方や概念からはみでしたものは売りたくない、
と考えている人である。

この考えは、いろいろな会社、いろいろな業界で起こり得ることです。

僕の会社が仕事をしている冠婚葬祭の世界でも当てはまるような気がします。

新しいことが成功して定着すると、それを変えることをあまりしません。

そうすると、異業種からの参入などで、変えられることがよくあります。

経営者の姿勢や幹部の姿勢が会社が歴史を経て大きくなると保守的になりがちです。

柳井さんは、そういう経営者の考えに警鐘を鳴らしています。011


僕が、2冊の柳井正の本を読み終えて感じたことを2つ書きます。

1つ目は、柳井さんは、リスクをおこさないと成功はないと言っています。
失敗してもいい。その中に成功の鍵がかくされている。成功と思っていることに、
失敗の種が育っている。常に変化させ続けなければいけない。

即断、即決、即実行を繰り返すことで、社内が活性化すると思います。

2つ目は、柳井さんは、人並みはずれた強い意思と情熱と実践能力と卓越した企画力が
ある経営者です。(超カリスマ経営者)
2冊の本を読んで、柳井さんの僕たちに自分の思いを伝えなくてはという情熱を強く感じました。
ということは、ついていく人たちは大変な努力をしなくては、ついていけません。
柳井さんは、ユニクロの社員に尽きることのない努力を要求しています。

会社は、いろいろな人の集まりです。その人たちの家庭も変化しています。
柳井さんの影響力が強すぎるので、表面的にはグローバル企業として今後ますます発展するでしょう。
しかし、社員の人たちは、ついていくのにエネルギーを使いすぎて、自分の人生を主体的に
作るということが苦手になるような気がします。

最後に、ユニクロの企業理念の中心的なステートメントについて書きます。

「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」です。

このステートメントに従って、ユニクロは動いています。

僕は、素敵な言葉だと思います。僕たちの仕事の世界でも当てはめると結構いいと思います。

成功は1日で捨て去って僕たちの世界を変えていく努力をしなくてはいけません。

  今日の曲は、孤独な世代 by THE ALFEE ~ 2003大阪国際女子マラソン挿入歌