2016年05月

5月の終わりも日の出ウォッチング(煙食付き)をどうぞ!

<今日の表紙>もうすぐ咲くタイサンボクの花
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僕の住んでいるマンションの小さな花壇の小さなタイサンボクがもうすぐ大きな花を咲かせます。

早いもので、今日は5月の最終日です。

昨日、行きつけの居酒屋で飲み友達との会話で、1ヶ月が早すぎるので1年を24ヶ月にするといいかもと盛り上がりました。

日本では、古くから24節気があるので、まんざら悪い発想ではありません。

今年で特に印象的だったことは、3月1日に雪が降って祈年祭は雪の中でした。そして3月31日には桜が満開に近くなりました。

歳をとるということは、季節の移ろいには敏感になるようです。

あと何年生きられるかな?とついつい考えてしまいます。

例えば、この満開の桜はあと何回観れるのだろう?

若いときは、青春時代というように、その時期は生きてることが春のようにほのぼのとしていたようです。

5月で最も印象的だったことは、4日連続の素晴らしい日の出(21日~24日)です。DSC03865
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そして、ここ数日見れなかった日の出が今朝見れました。

太陽が昇ってくるまでの主役は王子製紙の煙突の煙です。(4時39分)DSC04199
雲ができています。

かすみがかった景色がきれいです。DSC04211
三日月も薄く見れました。DSC04197


太陽が雲の間から顔をのぞかせてきました。(4時54分)DSC04212
周りの雲と煙が照らされてきれいです。DSC04215


太陽が煙突の煙の上に乗っています。(4時57分)DSC04220
まるで生き物のようです。DSC04224


当然、煙食もばっちりです。DSC04222
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煙から逃れるように雲の中へ入っていきました。(5時1分)DSC04231
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明日から6月ですが、まだまだ日の出の時間は早くなります。ということは朝寝坊は出来ません。

21日~24日までの日の出を代表として、五月の朝はエキサイティングしました。

  太陽と 煙と雲の ハーモニー 五月の朝は エキサイティング

6月も、素晴らしい日の出に出会えますように!

地蔵川の堤防に咲き始めたかわいいランタナの花でお別れします。DSC04253


今日の曲は、浜田省吾 19のままさ















人生は企画次第で楽しくなる。ほんのちょっとした勇気がいりますがネ(昨日の天声人語から)

<今日の表紙>緑豊かな日吉神社前の大イチョウ(右手)
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今の時期は緑をいっぱい蓄えていますが、新嘗祭(11月23日)の頃になるとあたり一面に黄色の葉っぱを落とします。034


昨夜は、KBA62でのバドミントンで疲れ果ててぐっすり。

今朝は、あいにくのお天気ですが、僕の頭はすっきり。

早いもので、もう5月もあと2日。GWが遠い過去のように思えて今更ながらびっくり。

昨日の天声人語で面白い記事が紹介されていました。DSC04183
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始まりはこうです。

このごろ新幹線や飛行機、長距離バスで、前の乗客から「イスを倒していいですか」と声をかけられることが増えた。そのひと言で旅の気分はほんのり温まる。かと思うと無言でグワッと倒され、一気に冷える日もある。

こういう経験は、した方もされた方も僕は経験しています。ただし、無言ですが、グワッは倒さないでゆっくり倒します。

続いて、実際にあったトラブルを紹介しています。

「急に倒されてスマホが割れた」「頼んでも戻してくれない」。後ろの客が前の客を殴って警察へ連行された。

そして、こういうことが起こらないようにする素敵なアイデアを紹介しています。

鹿児島交通で長距離バスを運転する村瀬芳尚さん(39)はもめないよう一計を案じた。走り出してすぐマイクで語りかける。

「後ろの方が気になって席を倒しにくいことありますよね。あとくされのないよういま一斉に倒しましょうか。はいドーン」

効果はてきめん、乗客が苦笑いしつつこぞって倒しにかかる。運転手が言うなら気兼ねはいらない。さえた車内放送をツイッターで紹介した客がいて、評判は広がった。

最後をこう結んでいます。

座席倒しのトラブルの多さに手を焼いた英航空業界には、全席を倒せないように固定した社もある。だが乗る側の快適さでいえば、一斉ドーンの村瀬さん式のほうが格段に上だろう。費用はかからず警察沙汰にもならない。何より旅の気分が温かくなる。

人生は、長距離バスの旅のようなものです。

村瀬さんが実行した企画をはじめとしていろいろな企画にあふれた旅にしたいですね。

村瀬さんも、このアイデアを考えて実行するのにちょっとした勇気をだしたと思います。なにせ接客マニュアルにないことです。

僕たちの日常生活の中でも、生活を快適に過ごす企画を考えて、ほんのちょっとした勇気を出して実行することが大事です。

度が過ぎると他人の迷惑になることもあると思いますが、その時点で修正すればいい企画が誕生して多くの人に喜ばれるようになります。

僕が僕にとって快適に生活する、今実行している企画を紹介します。

毎日、日の出をウォッチングする。(約1年半)

毎日、ブログをアップする。(5年半)そして、ブログの中で毎日一首短歌を詠んでいます。(4年半)

自家用車を持たない。(6ヶ月)

テレビ(番組)を見ない。(3ヶ月)

素晴らしい日の出に出会えば、ブログにアップして皆さんに紹介します。

普通の交通機関で街に出ればいろいろなものが身近に見れます。

テレビを見ない時間には、いっぱい本を読んでいます。

いずれも、お金のかかることではありません。そして、結構楽しいですよ。(ほんのちょっとした勇気付き)

  毎日の 暮らし楽しく する企画 お金の代わり 少しの勇気

今朝の朝日歌壇に載っていた、僕の大好きなホームレス歌人の坪内政夫さんの歌でお別れします。

  見栄張りて募金箱につきあうにパンの耳だけで夕食済ます

坪内さんは、ホームレスですので住所がありません。日本には住んでいるようですが。

坪内さんの歌は、なぜだか心が和みます。そして、短歌を詠うということは坪内さんの日常での素敵な企画です。

今日の曲は、JUJU&Flower やさしさで溢れるように


2日間で何と20ゲーム!65歳での楽しい思い出が出来ました。(KBA62でのバドミントン三昧つれづれ)

<今日の表紙>KBA62での8人の若い(?)おばさんとおじさんたち
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昨日、今日の2日間、久しぶりにバドミントン専用体育館「岸バドミントンアリーナ(KBA62)」で大阪の僕の友達山田さんのグループと滋賀県のバドミントンの友達と僕の8人でバドミントンをして楽しみました。

昨朝、春日井を経って滋賀県高島市安曇川町にあるKBA62へ向かいました。

11時ごろの奥琵琶湖の風景です。DSC04143
もやーっとしています。

途中、昼食をとり、買い出しをして1時にKBA62へ到着。DSC04150
 

山田さんたちがすでに待ちかまえていて早速基本練習です。

2時前から5時半まで、8人でダブルスのゲームをそれぞれ12ゲーム楽しんで、僕の親戚の丸三旅館のお風呂へ。DSC04147


夕暮れ時のKBA62からのパノラマです。DSC04152


風呂上りのビールは最高!

KBA62で宴会の始まりです。メインは、丸三の3000円の弁当。DSC04154
そして僕が仕入れた仙台の牛タンです。DSC04153


途中、KBA62を管理してくれている地元の中村さんから鮒ずしの差し入れです。DSC04155


9人で缶ビール24本ほか酎ハイ、ハイボール、清酒、梅酒を完飲!

バドミントン談義に花が咲き、12時過ぎまで盛り上がりました。

例えば、長距離走は、バドミントンにとって有効でしょうか?

例えば、最後の1点を取るためには、ショートサーブの方が有効?

結論はバドミントンのレベルによるので正しいかどうかは各自考えるように!

今朝のKBA62からの景色です。DSC04158
田んぼの緑がきれいです。

田んぼに水を入れています。DSC04157
僕の田んぼにも水を引いてもらっていますが、その費用は年間11000円ほどです。

今日は、山田さんグループと僕だけの4人のKBA62です。

その前に、僕が宮司をしている日吉神社へお参りに行きました。DSC04160
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お宮さんは緑が目立ちます。

9時過ぎから4人で8ゲーム。11時過ぎに故障もなく無事終了です。

KBA62前で恒例の記念撮影です。DSC04171
65歳ですので、先日のゴルフと一緒で、この楽しいメンバーとあと何回バドミントンができるのだろうと頭によぎります。

2日間でめちゃくちゃ楽しい20ゲーム(宴会付き)が出来たことは、65歳の思い出になりました。

昨日、今日の2日間は、2年半前にKBA62を作ったことが本当に良かったと実感できたプレミアムタイムでした。

  友達と シャトル打ち合う 二日間 KBAでの プレミアムタイム

今日の奥琵琶湖は強風の影響で波が高くて、その中をトンビが飛んできました。DSC04173
このショットでお別れです。

今日の曲は、矢沢永吉 止まらないha~ha


1951年(昭和26年)占領下の日本各地で「原爆展」が開催されました。(昨日の天声人語)

<今日の表紙>平成26年生まれの僕の孫の健ちゃん
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僕が昭和26年生まれなので、平成26年も親しみが持てます。

昨日は、オバマ大統領の広島訪問が実現した歴史的な1日でした。

広島での17分間の演説では、核のない世界を目指すことを話し、広島の子供たちが平和に暮らしていることを喜びました。DSC04141


昨日の天声人語は、オバマ大統領の広島訪問を意識した内容でしたが、一味違った願いが込められていました。DSC04135
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1951年、京都大学の学生たちが各地で「原爆展」を開いた。連合国軍総司令部が、原爆の情報を厳しく統制していた時代。警察の妨害を受けながらも被害の全体像を多くの人に初めて示したと、小畑哲雄著「占領下の「原爆展」」にある。

「原爆の図」やケロイドの写真や放射線被害の実態などが、展示された。最後のパネルには、こうあった。「新しいプロメテの火を、原爆から解放して平和と人類の幸福と平和のための炬火とせよ!」・・・・・

戦後の日本は「核の平和利用」の名のもと原発建設へと進んだ。被爆国としての経験は歯止めにならなかったばかりか、推進の一端も担った。そして3.11を迎えた。

オバマ大統領がきょう、広島を訪問する。核兵器がいかに非人道的か、どうすれば核の廃絶に向かえるか、考える日にできれば。しかし、福島の原発事故を経験した日本は、もう一つの核を避けて通れない。

どうなるか判らぬ原子の手当にも薬はあらじ心あせるも 石井政男

原爆にさらされた人を手当てできない悔しさがにじむ歌だろう。原発事故の処理が思うようにいかない日本の姿が、重ならないか。廃炉は難航し、我が家にまだ帰れない多くの人がいる。

広島訪問で原発が語られることはおそらくないだろう。だからこそ語りたい、考えたい。
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1951年、僕が生まれた昭和26年の占領下の日本で「原爆展」が開催されたことは驚きです。

そして、もう一つの核は、日本が避けて通れない問題だと言っています。

石井政男さんの歌の気持ちは、原爆の悲惨さをうたっていますが、原発事故にも通じます。

オバマさんが広島で演説をしているとき、八田川の堤防にはヒメジョオンが咲き乱れ平和な景色が広がっていました。DSC04124
そしてきれいな夕焼け空が広がっていました。DSC04130


平成26年生まれの健ちゃんが僕の歳(65)を迎えるころには、核兵器も原発も無くなっていてほしいです。

  広島の 願い届ける 道つくる 核なき世界 オバマ演説

梅雨入りを前に咲き始めた健ちゃんの家の庭のアジサイでお別れします。DSC04120


今日の曲は、絢香 はじまりのとき English ver.



6時間後に君は死ぬ、そして、3時間後に僕は死ぬ どちらも高野和明の短編小説のタイトルです。

<今日の表紙>昨日のセントレアのサミット警備風景
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昨日の朝、松山からセントレアへ帰ってきたらエントランスから飛行機搭乗手続きへの通路で物々しい警備風景に出くわしました。

今日からの伊勢志摩サミットの関連です。

就任直後、プラハで核なき世界の実現への演説を行ったオバマ大統領が大統領としての最後の1年間で伊勢志摩サミットとの後広島訪問するという機会が訪れたことは運命的です。

現実の世界は、広島訪問前も後もほとんど変わらないと思いますが、広島訪問はオバマ大統領自身にとって生涯忘れられない時間となるでしょう。

僕の個人的な出来事でも生涯忘れられない出来事がいくつかありました。

悲しいこと、うれしいこと、すごく感動したことなどが僕の頭の中に蓄積されています。

2泊3日の松山での移動中に、最近読んだ高野和明の短編小説集「6時間後に君は死ぬ」を再読しました。DSC04106


最近は、ブログでも書きましたがTVの番組を見ない生活をしています。

その影響でしょうか、家でも本を読むことが多くなりました。

本をあまり読みすぎると、ついつい雑に読んでしまうことがよくあります。ということで面白かった本を再読するこの頃です。

その中で、高野和明の「6時間後に君は死ぬ」を読んで見たくなりました。

この小説は、6つの短編小説集です。DSC04111


いずれも、主人公の未来を予言することがモチーフとなって構成されています。

時には、スリリングに、時にはファンタジックに、そして時にはエキサイティングに過去と今と未来が迫ってきます。

特に最初の「6時間後に君は死ぬ」と5番目の「3時間後に僕は死ぬ」は2つで1つの小説としても楽しめました。DSC04107


高野和明は小説の内容をハッピーエンドにすることをポリシーにしている小説家です。DSC04110


ということは、スリリングな展開をしている内容も最後は心が温かくなります。

では、この短編集で僕が印象に残った言葉を紹介します。

<ドールハウスのダンサー>から

「結局、叔母は」と館長が口を開いた。「70になる前にこの世を去りました。でも、幸せそうな晩年でしたから、周りに人も慰められました」
「幸せそうな?」と美帆は尋ねた。
「ええ、叔母は、何も起こらないのが最高な幸せだと言っていました。長い間生きてきて、ようやくそれが分かったと」
何も起こらないのが最高の幸せ。
眉を寄せた美帆に、館長は続けた。「普通に人として生きた実感でしょう。普通、というのは、多くの人がいいと思って選んだからこそ、普通になったんじゃないでしょうか。斯くいう私も、普通の人間ですが」
年長者の言葉が、美帆にはよく分からなかった。ただ、いつかその意味が分かった時、自分の負った傷も癒されるような気がした。

<3時間後に僕は死ぬ>から

「生まれて初めて予知が外れた」と圭史は嬉しそうだった。「人の運命って、変えられるんだ」
「私の運命も、もう変わっているはずよ」
「そうだね」と言ったきり、いつになく饒舌になっていた圭史は黙った。
階段を下りて正面玄関を出ると、ライトアップされた白亜の大邸宅と、その後ろに瞬く満天の星が見えた。見慣れているはずの風景が、なぜか新鮮に目に映る。こんな時、人は、自分でも気づかぬうちに運命を変えているのかもしれないと思った。

是非あなたも、高野和明の短編小説集「6時間後に君は死ぬ」の世界を訪問してください。

  偶然が 運命変える 必然に 普通に生きる 人生もいい

水墨画のような雨上がりの今朝の風景でお別れします。DSC04113


今日の曲は、いや今日は、小泉純一郎の物まね講演会「さようなら原発講演会」



生きてる間に、あと何回僕たちは一緒にゴルフができるだろうか?

<今日の表紙>ゴルフのスタート前に健闘を誓うAさんと僕
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今治に住むAさんは、僕より2つ上ですが、若い時からよく一緒にゴルフをした友達です。

この年になると、生きている間にあと何回ゴルフを一緒にできるのだろうとよく思います。昨日が最後かもしれません。(笑)

ここ数年は、お互いにゴルフの回数が減ってきています。

僕が今年4回目でAさんは3回目です。

昨日は、雨模様の中、松山市の道後ゴルフ倶楽部でゴルフをしました。DSC04092


フェアウエーは狭くアップダウンが激しくかなりむつかしいゴルフ場です。DSC04096


きれいなロケーションが広がり、雨上がりは水墨画の世界のようです。DSC04094


途中、霧が出てきて前がかすんできました。DSC04098


前半はパーが3つの43。スルーで回ったので後半は腰の具合が悪くなりパーが2つの49。トータル92でした。

僕としては上出来の内容でした。Aさんはイマイチでなくて、イマバリです。(笑)

途中で見かけたキノコです。DSC04099
もうキノコの季節になっています。

10メートルのパットが入り50センチのパットが入りませんでした。これがゴルフです。

久しぶりにAさんと楽しくゴルフとおしゃべりができて楽しい1日でした。

  ゴルフして 友と語らう 一日は これから何度 あるのだろうか

今朝のホテルからの松山城のシルエットでお別れします。DSC04101


今日の曲は、ゆず 友達の唄




うぬぼれは、スプーン1杯ほどに 「地球ゴルフ倶楽部」夏坂健著 (今日のゴルフのプロローグとして)

<今日の表紙>道後温泉の宴会でのカリスマブロガーの(株)サンレーの佐久間社長と2ショット
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昨夜は、僕が尊敬するカリスマブロガーで全互連会長の佐久間社長(ペンネーム一条真也氏)とお会いしました。

なんと、大変お忙しい中、僕が娘と息子からプレゼントされた「岸ブログTシャツ」とDSC03189
「岸ブログパーカー」の記事を読んでいただいてDSC03190
社内で検討すると聞かされました。

うれしいですね。人生は企画力です。

今日は、松山市の道後ゴルフ倶楽部で今年4回目のゴルフをします。

今治市に住む僕のゴルフのライバルのAさんとの勝負が楽しみです。

ということで、その勝負の前に、地球ゴルフ倶楽部 夏坂健著 の第2打より「自惚れは、スプーン1杯ほどに」をゴルフのプロローグとします。012

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冗舌で芝居っ気たっぷりなマックス・フォークナーは、1951年にアイルランドのポートラッシュで行われた全英オープンの優勝者である。
しかし、ほとんどのアメリカ人は、このイギリスのプロがどんな顔の男なのか、知るよしもなかった。さらに、マックスは、1947年から通算5回もライダーカップの代表に選ばれているが、新聞に載るのはスター選手ばかり、どちらかというと地味な彼の顔が紙面を飾ったことはない。つまりほとんどのアメリカ人は彼を知らなかったのだ。

フロリダでのゲームを終わらせた彼は、もう1日ニューヨーク見物をするつもりで、ひとりでホテルのバーにもたれ込んでいた。すると、二人連れの紳士に話しかけられ、意気投合、やがて一人のアメリカ人が、
「あんたもイギリス人なら、ゴルフぐらいできるだろう」
「まあ、少々」
「そいつはけっこう。明日一緒にどうかね?朝8時に迎えにこよう」
迷っている彼の耳にこう囁いた。
「前もって言っておくが、おれのハンディキャップは5、あいつは7だ。ゴルフだけは人に負けたことがないのが自慢でな。きみにも十分なハンディキャップをあげる代わりに、1ホール5ドルでどうかね?」
これでマックスの気持ちが決まった。

翌朝コースに到着すると、本来右利きのマックスが左打ち用の貸クラブでゲームを始めた。それでも前半の9ホールで2アップしたというから、思うだに恐ろしい腕前である。

後半に移る前、しきりに首をひねる二人に対して、彼は鷹揚に話しかけた。
「次の9ホールでは、私のほうからハンディキャップを差し上げましょう。どうです、右で打つというのは」
「そ、そんな芸当できるのかね!?」
「やってみましょう」

本来の右打ちに戻った彼は、なんと5つのバーディを奪って「31」のあがり。よせばいいのに途中で掛け金をつり上げた二人組から、故郷に戻る足代に加えてお土産代まで頂戴したのだった。ここでおかしいのが男の態度。完膚なきまでに叩きのめされたはずが、まったく懲りていないのだ。

「きょうのお前さんは絶好調。おそらく一生に二度とはないゲームをやったと思うね。それに比べて、おれはイマイチ。ま、ゴルフとはこんなもんさ。次は覚悟しろよ、連絡を待っているからな。しかし、お前さんには才能ってものがある。ゴルフと本気で取り組む気になったら手紙を寄越しな。いいプロを紹介してやるから」

そういって、ピストルを撃つ真似をしたというのである。負けた男の全身から立ちのぼる無念、負け惜しみ、自惚れ、思い上がりには恐れ入るばかりだが、ちょっと待て。

彼はあなたによく似た他人、ゴルファーには共通して懲りないところがありはしないか。

率直な話、ゴルフ名言集をめくると、
「この偉大なるゲームから、私は謙虚さを学んだ」
そんな意味の言葉が、どっさり収録されている。しかし、謙虚すぎると闘う心が挫けてしまうのも事実である。心のどこかに、「スプーン1杯ほどの自惚れ」 を持たないことには、このゲームのつらさに押しつぶされてしまう恐れもある。
自惚れは、たとえばドライバーの飛距離であってもいい、パットの腕前をひそかに誇るのも悪くはない。自分の得意を「他人に語ることなく」、ひめやかに自惚れること。ここから進歩の輪がゆっくり広がるのだと思う。
マックス・フォークナーに叩きのめされた男が、もしあそこでポッキリ折れてしまったならば、彼は二度と立ち直れなかったはずだ。ピストルで相手を撃つジェスチャーこそ、ゴルファーに要求される資質の一つなのである。・・・

・・・、多少の自惚れがなければ、むずかし過ぎるゴルフなんぞやってられるかって。
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どうですか、ゴルフの世界では、面白い、そしてためになるエピソードがいっぱいありますね。

  うぬぼれが 勝負の行方 左右する  ゴルフできれば 楽しいけれど

それでは、行ってきまーす!

今治市の今治造船(株)が作っている世界最大級のコンテナ船のスクリュープロペラでお別れします。
020

僕との2ショットで大きさがわかりますよね。(直径9メートル)024



今日の曲は、レーモンド松屋 安芸灘の風






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